こだわりの構造
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大森建築では重荷在来軸組み工法を用いています。木材の大きさ・基礎の仕様など、お客様の家の安全を考えた仕事をしています。
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基礎とは家の受け皿となる最も重要で基本となるものです。
当社はベタ基礎を採用しています。ベタ基礎とは一般的に地盤の悪い場合において用いられているもので、柱の下だけでなく建物の下部を全面的に基礎ベース(鉄筋コンクリート)で支えます。
ベタ基礎は、地盤に施工された鉄筋コンクリート面全体で建物を支える構造になっているため、地震や台風などの衝撃を効果的に地盤へ逃がすことが可能です。地面をコンクリートで覆うのでシロアリを防いだり、地面からの水蒸気を防ぐ効果もあります。
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ベタ基礎ベースは地面から厚さ200mm、基礎立上りは土地に応じて幅150mm×高さ300mm〜となります。
鉄筋は主にD10・D13(D10は10mm、D13は13mmの太さの凹凸の付いた鉄筋)を、20〜25cm間隔で使用しています。
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基礎を打つ前には、土地の地盤調査を行い、必要に応じて地盤改良や杭を打ったりします。
どんなにベタ基礎自体が頑丈でも、その下の地盤が緩く、基礎が固定されなければ、長く住む間に家が傾いてしまうからです。
特に田んぼを埋め立て、宅地にした土地は注意が必要で、田んぼの粘土部分(上積み)を削り取らずにそのまま埋めてしまっている場合、かなりの軟弱地盤になってしまいます。
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地盤改良は目に見えて分かる違いもなく、予算もかかるので、どうしても間取りや内装など、目に見える部分に予算を回したくなりますが、地震など万が一に備えてしっかりこだわっていきたいと考えています。
構造辞典[基礎]もご参照下さい。 |
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